羊は英語でなんて言うか知っていますか。羊が「sheep」というのは、有名なので知っているかもしれませんが、正しい発音ができる人は多くないでしょう。

また、羊は知っていても羊飼いはどうでしょう。意外と知らない人もいるのではないでしょうか。そこで、羊や羊飼いの英訳から発音、さらに豆知識まで詳しく解説します。

羊は英語でなんて言う?英訳と発音を解説

羊は英語でなんと言うか知っていますか。ここでは、羊の意味から発音の仕方まで解説します。

羊の英訳

羊は英語で「sheep」です。英語には複数形でも語尾に「s」などが付かない単語がありますが、「sheep」もそのうちの一つ。複数形でもそのまま「sheep」と言います。また、「sheep」には、善良な人や臆病な人、信者や教徒といった別の意味をあります。

羊の性質から、人に合わせてばかりで自分の意思がない人という意味でも使われます。例えば、

Aさん
I don’t want my kids to become sheep.
訳)私の子どもたちには人に、従うだけの臆病者にはなって欲しくない

という意味になります。

羊「sheep」の発音

羊「sheep」の発音は、カタカナで表記すると「シィープ」です。発音記号は「ʃíːp」。まず「ʃ」は、日本語で「静かに!」と言うときに使う「シー!」の音です。丸く唇をすぼめて前に突き出します。舌先は、自然と上の歯茎に近づきます。

ただし、舌先はどこにも触れないのがポイントです。無声音なので、声は出さずに「シュ」と息だけを吐きます。少し大袈裟に、ラッパ口のようにするとやり易いでしょう。「i:」は、口を横に目一杯引っぱり、歯の上下は、触れるか触れないかくらいにします。そして、子どもが「イーっだ!」というように、「イー」と言います。

「p」は、唇を閉じて息を止め、「プッ!」と一気に破裂させる破裂音です。こちらも、無声音のため、声は出さずに息だけの音です。ただし、「sheep」のような「p」が最後に来る単語の場合は、必ずしも強く破裂させるとは限りません。「sheep」の場合、最後はほとんど口を閉じるだけで強く「プッ!」とは言いません。以上を、一連の流れで発音すると「シィープ」となります。

羊飼いは英語でなんて言う?英訳と発音を解説

羊は「sheep」、では羊飼いは英語でなんて言うか知っていますか。ここでは、羊飼いの英訳、発音の方法を紹介します。

羊飼いの英訳

羊飼いは、英語で「shepherd」です。男女どちらでも「shepherd」が使われますが、女性の場合は「shepherdess」という言い方もあります。また、羊飼いは、「shepherd/shepherdess」以外にも、「herdsman」または「sheepman」が使われることもあります。

ただし、「herdsman」の「herds」は「群れとして移動させる」という意味があるため、羊飼いだけでなくあらゆる家畜の群れを世話する人という、より広い意味で使用されます。「shepherd」には、羊飼い以外にも、保護者や牧師、教師、またはイエスキリストという別の意味もあります。

羊飼い「shepherd」の発音

羊飼い「shepherd」の発音は、カタカナで表記すると「シェパード」。発音記号は、米国英語が「ʃépɚd」、英国英語が「ʃépəd」です。「ʃ」と「p」はsheep同様の音。まず「é」は、日本語の「エ」とほぼ同じ音ですが、「エ」よりも舌を若干下げます。

ネイティブでは、「ア」が入っているようにも聞こえる音で、「エ」と「ア」の中間の音を意識するとネイティブっぽい音になります。また「shepherd」は、この「é」に強制があるので、ここを一番強く発音するように意識しましょう。

「ɚ」は、口をほとんど開けない音です。口は若干ラッパ口にすると、やり易いと思います。この音は、「r」の音と同じ音で、「アー」とも「ウー」ともとれるような音を出します。よく聞く方法で、舌先を奥に向かって巻き上げるやり方がありますが、その必要はありません(巻き上げても同じ音は出せます)。

舌先を少し上向きにするだけで、この音が出せます。また、舌先は意識せず自然に寝かせたまま、舌の奥を喉に向けて上げる方法も簡単でやり易い方法です。この場合、舌の奥は自然と上奥歯の左右に触れます。

「d」は、上の歯茎を舌先で蹴って破裂させる破裂音です。有声音なので、舌先で蹴ると同時に「ドゥ!」と発音します。カタカナ表記では、わかりやすく「ドゥ!」としましたが、「ゥ」の音を入れないのがポイントです。

ただし、「shepherd」のように「d」が最後にくる場合は強く発音させず、舌を歯茎に当てるだけでほとんど発音しないことの方が多いです。その分時間をとるイメージで発音すると、うまくできます。以上を、一連の流れで発音すると「シェパード」となります。

また、イギリス英語の場合、発音記号が「ɚ」が「ə」になっています。「ə」には強制はなく、強く発音することはありません。口から力を抜き、お腹には力を入れ、ダランとした感じで発音します。「ア」に聞こえる音ですが、「イ」に近い音も持っているので、そこを意識しながら、「ア」でも「イ」でもないような、曖昧な感じで言うとうまく発音できます。

英語で羊はどのように表現されている?

英語で羊は、オス羊、メス羊、子羊、食べ物で表現が異なり、それを海外の人は使い分けています。

オス羊ram
メス羊ewe
子羊lamb
成長した羊の肉mutton

オス羊は「ram」、さらに詳しい意味としては、去勢されていないオス羊となります。そのため、特定の集団で使われる俗語の「スラング」では、性的に積極的な男性という意味でも使われます。メス羊は「ewe」、特に成長したメス羊の意味で使われます。子羊は「lamb」、子羊の他にも大人しい人、騙されやすい人という別の意味もあります。

日本でもラム肉などはよく聞く言葉で、このlambがラム肉のラムです。アメリカのスラングには「lambie」という「lamb」から派生してできた言葉もあり、これは愛しい人、恋人という意味で使われます。そして、食べ物の成長した羊の肉は、「mutton」です。イギリスのスラングでは別の意味があり、耳が遠いという形容詞としても使われます。

英語で羊の鳴き声はなんて言う?

日本で羊が「メーメー(メェメェ)」と鳴くのは誰でも知っていることです。では、英語ではなんと鳴くのでしょうか。英語で羊は、「baa baa (バー バー)」と鳴きます。日本人には、違和感のある鳴き声でしょう。海外の童謡の中には羊の歌で「Baa Baa Black Sheep」という有名な歌があります。また、海外の子ども向けのテレビ番組では、子羊(lamb)の鳴き声を「maa(マー)」と表現しているものもあります。

英語で羊はどう数える?

日本では羊は1匹、2匹と数えます。眠れないときに「羊が1匹、羊が2匹. . .」と数えると眠れるなんて言われているのは有名な話です。では、英語で羊を数えるときは、なんていうのでしょうか。英語では、「one sheep、two sheep、three sheep . . . 」または、「sheep,sheep,sheep,sheep . . .」と数えます。

なぜ、このような数え方になったのか、羊の数え方の発祥はイギリスと言われています。諸説ありますが「sheep」と、眠る「sleep」の発音が似ているため、自分にsleep、sleepと言い聞かせているように感じるから、または、「sheep」は大きく口を開ける必要がなく、発音がしやすいため、眠くなるからと言われています。

確かに「sheep,sheep,sheep,sheep . . .」であれば、日本語で「羊が1匹、羊が2匹. . .」というよりも遥かにいい易いのです。練習も兼ねて眠る時は、英語で言ってみましょう。

英語の羊を完全マスター。もう羊で迷わない

英語で、羊は「sheep」、羊飼いは「shepherd」、知っていましたか。同じ「sheep」でもいろんな意味があり、羊飼いでもいろんな英語表現があります。羊の鳴き声が「baa baa」なのは、驚きだったのではないでしょうか。たった一つの単語でも表現の仕方や数え方など、いろんな知識があります。単語に関連のある知識が増えれば、より英語が楽しくなるでしょう。知識をどんどん増やして、英語力を高めてください。