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この「ことわざ」、「英語」で何と言う?シリーズ、今回は、「左右」のつく「ことわざ」を英語に翻訳してみました。

「左右」は、横・幅を差す方位の総称です。日本の食卓では「お茶碗がある方が左 汁物がある方が右」というマナーを小さい頃から習いますよね。

左右が差す方位は絶対的なものではなく、観測者によって上・下・前・後ろが定まったときにはじめてその方位が決まります。

人間にとって、上下は重力の方向を、前後は自己の進行方向を示す役割があります。しかし、左右には明確な定義がないため、左右という概念・単語を持たない民族・言語も存在しているそうですよ。

そんな「左右」のつく「ことわざ」を今回は4つ選んで英語に訳しました。

1.右の耳から左の耳

「右の耳から左の耳」は、聞いたことが右耳から左耳に抜けていくように、すぐ忘れてしまうという意味の「ことわざ」です。聞いているふりをしながらまったく別のことを考えている状態を指すこともあります。

子供の頃、お母さんに「宿題をやりなさい!」と怒られても、適当な返事をして忘れたままにしてしまった経験はありませんか? そんな状況はまさに「右の耳から左の耳」です。

英語では
「The words heard with the right ear escape from the left ear.」
と翻訳することができます。

”heard with the right ear” が”The words” を修飾することで、「右耳で聞いた言葉」という主語になり、”escape”が動詞となることで、全体で「右耳で聞いたことが左耳から逃げていく」という意味です。

2.左団扇(ひだりうちわ)で暮らす

「左団扇で暮らす」は、仕事をせずとも苦労せずのんびり暮らせることを意味する「ことわざ」です。扇子を仰いでいるだけで、なんとも優雅な雰囲気がありますよね。いつかはこんな暮らしを送っみたいものです。

英語では
「I always live quietly enough to use a fan.」
と翻訳することができます。

ここでの”enough”は副詞で、”enough to A”で「Aするのに必要なだけ」という意味です。

3.その右に出ずる者なし(そのみぎにいずるものなし)

中国・漢の時代には「右」は「上席」という意味を持っていたそうです。「その右に出ずる者なし」は、その人よりも優れた人はいないことを表す「ことわざ」です。

英語では
「He will never be second.」
と翻訳することができます。

”never~”は「決して~しない」、”second”は「二番目のもの、二番手」という意味で、全体で「彼は決して二番手にならない」という意味となり、合わせると「彼より優れた人はいない」という意味に訳すことができます。

4.右の手で放して 左の手で握る

「右の手で放して 左の手で握る」は、一方で関係を断ち、また一方では関係をつなぐことを意味する「ことわざ」です。

両方とひっそりと関係を結んでいることから、ズルいやり方と見られることもありますが、国同士の外交ではよくみられる現象です。実際の人間関係では、なるべくこの「ことわざ」は使用しないように生きた方が円満な人間関係を築けるかもしれません。

英語では
「Break the relationship with the right hand and cooperate with others with the left hand.」
と翻訳することができます。

直訳すると「右の手で協力関係を壊し、左の手では他と協力する」という意味です。

まとめ

今回は、「左右」のつく言葉にまつわる「ことわざ」をまとめてみました。「左右」は方位を示していることから、方角や向きを現す「ことわざ」ばかりでした。

英語の学習では「右の耳から左の耳」にならないように、しっかりと耳で聞いて復習するように心がけましょう!

今後も様々な「ことわざ」や「名言」を翻訳していきますので、お楽しみに!