「How are you today?」のように「day」に関する表現は日常会話では頻繁に使われます。
今回は「day」に関する会話表現や熟語を解説します。

「day」を使った基本表現

「day」は「日、1日」や「昼間」、「(特定の)日」や「時代」といった意味をもちます。複数形は「days」です。
それぞれの意味について、例文を用いて解説します。

「日、1日」

ミニ会話
Aさん
What day is it today?
訳)きょうは何曜日?

Bさん
It is Friday.
訳)金曜日です。

Aさん
There are seven days in a week.
訳)1週間は7日ある。

Aさん
She works eight hours a day.
訳)彼女は1日に8時間働く。
解説)この「a day」は「1日につき」の意味です。

Aさん
Have a nice day.
訳)よい1日を。
解説)朝出かける人に対して言ったり、別れ際に「Goodbye.」の代わりに用いたりします。

Aさん
It was a long day.
訳)長い1日だったよ。
解説)朝早くからずっといそがしかった時などに使う表現です。

Aさん
Tomorrow is my big day.
訳)あしたはぼくにとってだいじな日だ。

Aさん
This just isn’t my day.
訳)きょうはまったくついてない。
解説)「Today’s not my day.」という言い方もあります。

また、1日は9つの時間帯で分けることができます。

dawn 「夜明け」
sunrise 「日の出」
morning 「午前」
noon 「正午」
afternoon 「午後」
sunset 「日没」
evening 「夕方、晩」
night 「夜」
midnight 「真夜中」

「昼間、日中」

対義語は「night(夜間)」です。
Aさん
They worked during the day.
訳)彼らは日中働いた。

Aさん
The days are getting longer and longer.
訳)日がだんだん長くなってきた。

「(特定の)日、記念日、祝日」

<色々な記念日>

New Year’s Day 「元日」
Thanksgiving Day 「感謝祭」
Children’s Day 「こどもの日」
Senior Citizen’s Day 「敬老の日」
Labor Thanksgiving Day 「勤労感謝の日」
National Foundation Day 「建国記念の日」

感謝祭とは、アメリカで11月の第4木曜日、カナダで10月の第2月曜日に行われるもののことです。

「時代、時期」

in one’s school days 学生時代に

Aさん
Those were the good old days.
訳)あのころは古きよき時代だった。

「day」を使った応用表現

「day」を使った熟語は数多く存在します。この章では、「day」を使った応用表現として様々な熟語と「day」に関する単語を解説します。

「day」を使った熟語

all day long 「一日中」
Aさん
It rained all day long today.
訳)きょうは一日中雨だった。

call it a day 「その日の仕事などを終わりにする」
Aさん
Let’s call it a day.
訳)きょうはこのへんで終わりにしよう。

day after day 「来る日も来る日も、毎日」
Aさん
I’m sick of doing the same thing day after day.
訳)毎日毎日同じ事ばかりやっているんでうんざりだよ。
解説)何かたいくつなことなどが続くときに使うことが多いです。

day and night 「昼も夜も」
Aさん
He works hard day and night.
訳)彼は昼も夜も一生けんめいに働く。
解説)「day」と「night」の順序を変えて「night and day」の形でも同じ意味で用いることができます。

day by day 「日ごとに、日に日に」
Aさん
It’s getting warmer day by day.
訳)日ごとに暖かくなってきた。

every day 「毎日」
Aさん
Ben walks to school every day.
訳)勉は毎日歩いて学校へ行く。
解説)「eneryday」ではなく「every day」のように「every」と「day」をはなして書くことに注意しましょう。

in those days 「そのころは」
Aさん
There were no cellphones in those days.
訳)そのころは携帯電話はなかった。

one day 「(過去の)ある日、(未来の)いつか」
Aさん
One day Alice went to see her grandmother.
訳)ある日のこと、アリスはおばあさんに会いに行きました。

one of these days 「近いうちに」
Aさん
Please come and see me one of these days.
訳)近いうちに遊びにきてね。

some day 「(未来の)いつか、そのうちに」
Aさん
I’d like to go to Europe some day.
訳)いつかヨーロッパに行ってみたい。

the other day 「先日、数日前に」
Aさん
I happened to see my elementary school teacher the other day.
訳)先日、小学校のときの先生に偶然会った。

these days 「このごろ、最近」
Aさん
These days I have no time to watch TV.
訳)最近はテレビを見る時間もない。
解説)ふつう現在形または現在進行形とともに用います。

「day」に関する名詞

「day」に関連する名詞を紹介します。

the day after tomorrow 「あさって、明後日」
the day before yesterday 「おととい、一昨日」
day at work program 「職業体験プログラム」
daylight 「日光、昼間、夜明け」
daytime 「日中、昼間」

「day」以外の月日を表す英語

「day」以外にも月日を表す英語は多くあります。この章では「week」と「month」について解説します。

「day」以外の月日を表す英語 「week」について

「day」の次に範囲の広い、月日を表す表現は「week」です。例文を用いて解説します。

Aさん
I met him last week.
訳)ぼくは先週彼に会った。
解説)「week」の前に「this」、「last」、「next」、「every」が着くときは前置詞を用いません。

Aさん
She goes to juku three times a week.
訳)彼女は週に3回塾に通っている。
解説)「週に…回」というときは、「once a week」、「twice a week」、「three times week」といいます。この「a」は「…につき」という意味です。

Aさん
I made reservations a week ago.
訳)私は1週間前に予約した。
解説)「(今から)…週間前に」というときは、「a week ago」や「ttwo weeks ago」で表します。

「day」以外の月日を表す英語「month」について

「month」は「月」を表す英語です。例文を用いて紹介します。

Aさん
A year has twelve month.
訳)1年は12ヶ月です。

Aさん
He will come next month.
訳)彼は来月来るだろう。

まとめ

今回は「day」に関する会話表現や様々な熟語を紹介しました。
「day」を使った様々な表現がわかりました。多くの熟語を使いこなすのは難しいかも入れませんが、ぜひ覚えて使ってみてくださいね。
参照:アンカー 大人のための英語学習辞典 2016年12年20日初版第1刷発行 (株式会社学研プラス)