「英語で何て言う?」コーナー、今回は「さむい」と「あつい」についてです。
「さむい」や「あつい」などお天気についての話題は、誰とでも話すことができますよね。
今回は寒さや暑さなどの天候を英語で表現するときに大事なフレーズをご紹介します。

「さむい」を英語で言うと?

この章では「さむい」を意味する「cold」に関する表現をいくつか解説します。「cold」は形容詞としても名詞としても用いることが出来ます。

形容詞の「cold」について

「cold」を形容詞として使う場合は、2つのものを比べてこちらの方が「さむい」ときに使える比較級と、複数のものを比較してその中で一番「さむい」ときに使える最上級に別れます。比較級は「colder」、最上級最は「coldest」です。

形容詞の「cold」の2つの意味

  1. (天候・場所などが)寒い、(風などが)冷たい。(もの・体・体の部分が)冷たい
  2. (心が)冷たい、冷淡な
1)の反対語は「hot」ですが、2)の反対語は「warm」です。
「cold」に似た単語として「cool」と「chilly」があります。「cold」は「寒い」、「冷たい」という意味を表す一般的な語ですが、「cool」は「すずしい」という心地よさを表します。「chilly」は「cold」ほど寒くないときに「はだ寒い」という意味で使います。

例文を紹介します。

講師
「It’s a cold day, isn’t it?」
寒いですね。


講師
「It’s a little chilly, isn’ t it?」
少しはだ寒いね。


講師
「It’s freezing cold outside!」
外はすごく寒いね!


講師
「It’s getting cold these days.」
最近、寒くなってきた。


講師
「Can I turn on the heater? The room is cold.」
部屋が寒いからヒーターつけていいですか。


講師
「A cold wind was blowing outside.」
外は冷たい風が吹いていた。


講師
「I want a cold drink.」
冷たい飲み物が欲しいです。


講師
「Why have you been so cold to me?」
最近、どうして私にそんなにつめたくするの?


講師
「Your meal is getting cold.」
ごはんがさめちゃうわよ。


「get cold」は「さめる、冷たくなる」という意味の熟語です。

名詞の「cold」について

名詞としての「cold」には2つ意味があります。

名詞の「cold」の2つの意味

  1. (病気の)かぜ
  2. [しばしば the をつけて]寒さ、寒け

「かぜをひく」は「catch (a) cold」、「get (a) cold」、「take (a) cold」です。冠詞の「a」は省略可能ですが、「catch a bad cold(ひどいかぜをひく)」のように形容詞で修飾するときには冠詞「a」が必要です。「かぜをひいている」は「have a cold」で、「have」は状態動詞のため進行形にはしません。
例文を紹介します。

講師
「I’m catching (a) cold.」
かぜをひきそうだ。


講師
「I have a slight cold.」
私はちょっとかぜ気味だ。


講師
「I guess I caught your cold.」
きみのかぜがうつったみたい。


講師
「I gave him a cold.」
彼にかぜをうつした。


講師
「I’ve finally gotten over my cold.」
やっとかぜが治ったよ。


講師
「I had to wait for hours in the cold.」
寒い中で何時間も待たされた。


講師
「The little girl was shivering from the cold.」
少女は寒さでふるえていた。


講師
「This morning was the coldest this winter.」
けさはこの冬でいちばんの寒さだった。

英語のなぞなぞ

ここでひとつ、英語のなぞなぞを紹介します。

講師
「Q:Which moves faster, heat or cold?」
暑さと寒さは、どっちが速い?

講師
「A:Heat. Because anybody can catch cold.」
暑さ。だれでも「catch cold」できるから。


「catch cold」はふつう「かぜをひく」の意味で使いますが、ここでは「寒さをつかまえる」の意味で使っています。

【2】「hot」の基本表現

「hot」は3つの意味をもちます。「cold」とは違って、名詞の意味はもっていません。
比較級は「hotter」、最上級は「hottest」です。

  1. (天気・気候が)暑い
  2. (物が)熱い
  3. (味が)ぴりっとからい

例文を紹介します。
講師
「This year is a hot summer.」
今年は暑い夏だ。


講師
「Hot day, isn’t it?」
暑いですね。


講師
「It is hotter today than it was yesterday.」
きょうはきのうよりも暑い。


講師
「August is the hottest month of the year in Japan.」
8月が日本でいちばん暑い夏だ。


講師
「Oh, it’s very hot!」
うわっ、熱い!


講師
「I’d like some hot tea.」
熱いお茶をいただきたい。


講師
「This soup is too hot to drink.」
このスープ、熱くて飲めないよ。


講師
「Help yourself to the stew while it’s hot.」
熱いうちにシチューをどうぞ。


講師
「Strike while the iron is hot.」
鉄は熱いうちに打て。(ことわざ)


講師
「This curry is very hot.」
このカレーすごくからいよ。


「hot」はスパイス的なからさを表すに用い、塩からいときには「salty」を用います。

▼関連単語

「hot」に関する単語を紹介します。
ホットケーキ

1) a hot cake「ホットケーキ」
「pancake」ともいいます。アメリカのホットケーキは日本の物よりもうすくて小さく、朝食でよく食べられます。
「hot cake」を使った慣用句として、「sell like hot cakes」があります。これは「とぶように売れる」という意味ですが、話し言葉として用いられる口語表現です。
2)a hot dog 「ホットドッグ」
ホットドッグはソーセージを長細いパンではさみ、ケチャップやマスタード等で味付けをしたものです。
1860年ごろ、アメリカに移住したドイツ人が温めたソーセージを売り歩いていました。ソーセージをそのまま手で持つと熱いため、パンにはさんで売ったのがホットドッグのはじまりです。長いソーセージが胴長の犬「ダックスフンド」に似ていることから、その名がつけられたといわれています。
3)a hot line 「ホットライン」
ホットラインとは、電話番号の入力などの追加の操作をすることなく、事前に選択された宛先に自動的に接続されるもののことです。
もとは「2国政府首脳間の緊急直通電話」のことをいいました。それが転じて、現在一般的には「緊急用直通電話・直通電話サービス」という意味で用いられています。
4)a hot spring 「温泉」
「spring」は「春」や「泉」、「ばね」などの意味をもつ多義語です。「fountain」も「泉」という意味ですが、「a hot fountain」とは表現しません。
5)hot water 「お湯」
会話や文章の前後関係から「お湯」とわかるときには単に「water」を用います。つまり、「お湯がわいているよ。」という時には「The hot water is boiling.」ではなく、「The water is boiling.」と表現します。

まとめ

今回は「cold」と「hot」に関する英単語や会話表現を紹介しました。
天気の話をするときや体調を英語で表現するときなど、役に立つフレーズばかりです。ぜひ覚えて使ってみてくださいね。
では、次回をお楽しみに!
参照:アンカー 大人のための英語学習辞典 2016年12年20日初版第1刷発行 (株式会社学研プラス)