「英語で何て言う?」コーナー、今回は「衣服」に関係する英語「clothes」についてです。
私たちが毎日身に着けている「clothes」ですが、「a shirt」や「a sweater」など様々な種類に分けることができます。
今回は「clothes」を使った英語表現や様々な種類の「clothes」を解説します。

「clothes」の使い方

「clothes」は「衣服、着物、服装」という意味で常に複数扱いです。そのため、「one」「two」「three」などの数詞は直接付けることができません。
数詞を付けたい場合は以下のように表現します。

Aさん

She took two sets of clothes.
彼女は2着の衣服を持って行った。

ここでは「two sets of clothes」で「2着の衣服」と表現しています。
これはくつも同様のことが言え、「a pair of shoes」で「1足のくつ」、「two pairs of shoes」で「2足のくつ」と表現します。

「clothes」を使った基本表現

この章では「clothes」を使った基本表現を解説します。

put on one’s clothes服を着る
take off one’s clothes服をぬぐ
change (one’s) clothes服を着替える

「put on」「take off」「change」は服だけではなく、帽子やくつ、メガネ等を身に着けたりはずしたりする際にも使うことができる動詞です。重要語句ですので、しっかり理解しましょう。
基本表現の「clothes」を3章で紹介する色々な「clothes」に置き換えると、様々な文を作ることができます。

例文を紹介します。

Aさん

He got out of the car and put on his coat.
彼は車から降りてコートを着た。

Aさん

Take off your shoes here.
ここでくつをぬぎなさい。

Aさん

I changed my clothes.
私は着替えた。

いろいろな「clothes」について

「clothes」はおおまかに「服」をさしますが、この章では、シャツなど具体的な「clothes」に関する英語を紹介します。

様々な衣服に関する英語

a shirtシャツ
a short-sleeved shirt半そでシャツ
a T-shirtTシャツ
a polo shirtポロシャツ
a sweatshirtスウェットシャツ、トレーナー
a hoodyパーカー
a sweaterセーター
a suitスーツ
a jacketジャケット
a dressドレス、ワンピース
a coatコート
a uniform制服、ユニフォーム
a warm-up suitジャージ(上下)
a skirtスカート
pants / trousersズボン
jeansジーンズ
shortsショートパンツ、短パン
sweatpantsスウェットパンツ

「clothes」と「dress」と「suit」の違い

「clothes」は衣服全般を表すため、性別・用途に関係ありません。「dress」は一般に「女性のワンピース」のことを言い、「suit」は女性の場合は上着とスカートまたはズボン、男性の場合は上着とズボンの一そろいをさします。

「a polo shirt」の由来

「a polo」とは「ポロ」という馬に乗った4人のプレーヤーからなる2組のチームが、長いスティックで木製のボールを打ち、相手のゴールに入れて得点を競うゲームのことです。
この競技でプレーヤーが着用していたことから、襟付きで半そでのシャツを「a polo shirt」と呼ぶようになりました。
しかし、ポロシャツはポロ競技のために作られたシャツではなく、もともとはテニスプレーヤーが着ていたものをポロプレーヤーが取り入れたと言われています。そのため、海外ではポロシャツのことをテニスシャツと呼ばれることも多いです。

「a parka」と「a hoody」

日本語ではフード付きのスウェットのことを「パーカー」と言いますが、英語で「a parka」と言うと「フードつきの防寒用のジャケット」を意味します。
つまり、英語圏の洋服屋で「I want a parka.」と言うとフードがついたダウンジャケットのような物をオススメされる可能性が高いです。
スウェットパーカーが欲しい時には「I want a hoody.」と表現しましょう。

「a sweater」や「a sweatshirt」,「sweatpants」の由来

「a sweater」や「a sweatshirt」や「sweatpants」にはすべて「sweat(汗)」という単語が含まれています。
これは、運動選手が減量を目的として、汗をかくために着用したことからこれらの名前が付けられました。
また、「a sweatshirt」は「トレーナー」とも訳されますが、「トレーナー」は和製英語です。海外で「トレーナー」というと「a trainer」、つまり「訓練する人、(動物の)調教師、(スポーツ選手などの)コーチ」という意味でとらえられてしまうため注意しましょう。

「pants / trousers」と「a skirt」

「pants」は足を通すところが2つあるため、1本のズボンを表すときも「a pair of pants」のように複数形で表現します。ちなみに2本のズボンは「two pairs of pants」です。「stockings(ストッキング)」や「tights(タイツ)」も同様の理由でふつうは複数形で使われます。
「a skirt」は足を通すところが1つしかないため、一般的な名詞と同様に「a」や「the」などの冠詞が必要です。
「pants」も「trousers」も「ズボン」を意味する単語ですが、「pants」は主にアメリカで、「trousers」は主にイギリスで使われます。「trousers」をアメリカで使うと改まった印象に受け取られます。

「clothe」と「clothing」

最後に、「clothes」に関する語句「clothe」と「clothing」について紹介します。

「clothe」について

「clothe」は「…に衣服を着せる」という動詞です。
「dress」も同じ意味を持つ動詞です。「clothe」と「dress」を使った例文を紹介します。

Aさん

He is warmly clothed.
彼は暖かいかっこうをしている。

Aさん

She dressed the children.
彼女は子どもたちに服を着せた。

Aさん

The boy was poorly dressed.
その男の子は貧しい身なりをしていた。

「clothing」について

「clothing」は「衣料品」を表す名詞です。「clothes」よりも改まった語で、スカートやシャツなどの衣服全般を表す総称です。複数形はありません。

a clothing store衣料品店
food, clothing and shelter衣食住

「food, clothing and shelter」は日本語の「衣食住」と順番が対応していませんが、英語ではふつうこの順番でいいます。

まとめ

今回は「clothes」に関する英単語や英語表現を紹介しました。
「clothes」は数え方に特長があったり、様々な種類があることがわかりましたね。海外でショッピングする時に役に立つ表現ばかりです。ぜひ覚えて使ってみてくださいね。
では、次回をお楽しみに!

参照:アンカー 大人のための英語学習辞典 2016年12年20日初版第1刷発行(株式会社学研プラス)