オンライン英会話

グローバル経済が拡大する今日、今まで英語に興味がなかった人の中にも、最近職場で外国人顧客が増えてきた、会社からTOEICのスコアの提出を求められている、社内でも改めて英語を勉強し始めた同僚が増えた、など、英語の必要性を感じる機会が増えてきているのではないでしょうか。

そうはいっても、英語の勉強なんて高校を卒業してからろくにしていない、何から始めたらいいのか分からないと思っている方も多いと思います。

今回は、そんな新たに英語を勉強し始めようと思っている方に、短期英語取得法とそのコツをご紹介します。

モチベーションをあげる

語学を勉強する際に重要なのはモチベーションの維持です。

継続して効率の良い勉強法に取り組むには、モチベーションの有無が大きく関わってきます。

まず、英語を勉強しよう、と思ったきっかけについてですが、きっかけは正直何でもいいのです。冒頭でも触れたように、仕事のスキルアップのために英語を勉強し始める方も多いでしょうし、または海外ドラマにハマって英語に興味を持った、などなど、きっかけは十人十色。

きっかけができたら、まずは具体的に英語が話せるようになった時のことを思い浮かべてみましょう。仕事がきっかけになった場合は、昇給や昇進、新しいプロジェクトを任されるようになるなど、どんな報酬が先に待っているかを色々想像してみましょう。頭のどこかで「そんなにうまく行きっこない」などと、妄想にストップがかかるかもしれませんが、そんな邪念は無視して、とことん英語が話せたらこうなる、という想像を膨らませましょう。

こういったモチベーションの維持は、後々英語学習が進めば進むほど大切になっていきます。もちろん、好きな海外ドラマを鑑賞するばかりでろくに勉強しなかったり、妄想する時間の方が実際に勉強する時間よりも長いなんてことになると本末転倒です。ですが、この妄想の時間を一週間に一度くらいのペースで習慣づけてみましょう。メリハリをつけて勉強をするのが得意な人は、これを毎日しても大丈夫です。例えば、英単語のドリルを5ページ、英文法の問題を10問問いて、オンラインの英会話レッスンを1セッション終えたら、ご褒美とモチベーション維持を兼ねて好きな海外ドラマを1話観る、など。ノルマを課してそれを達成したら息抜きの時間を作り、そこで英語を話している自分を想像してみる。単純なことですが、これを定期的に繰り返すことにより、“何のために自分は英語を勉強しているのか”という部分が明確になります。

受験英語を軸にした英語教育を義務教育課程で受けてきたほとんどの日本人にとって、英語を学ぶ=テストでいい点を取るため(追試や居残りを避けるため)、受験で成功するため、就職活動で有利になるため、などといった、“英語を使って何か出来るようになる”ではなく、“英語という必須科目をクリアするため”に英語を勉強する、といった感覚が染みついてしまっているはずです。その固定観念が頭のどこかにまだ残っているところで、改めて英語を勉強をし直そうと決意をしても、途中で諦めてしまう可能性が非常に高いです。そこで、今回は中学や高校の時とは違うんだ、自分のために英語を勉強するんだ、という意識を常に巡らせることで、必ず結果にも繋がっていきます。

私も大学留学を目標に日本で英語を勉強していた時は、現地での楽しい大学生活、そして卒業後はグローバルな舞台で日英バイリンガルとして活躍する自分を常に思い描いていました。もちろん、現実は想像よりも遥かに厳しいですが、当時ワクワクしながら想像していた将来の自分像は、机に向かう自分を鼓舞していたことに間違いありません。そして現在、実際に英語を使って国際経済の第一線で働けているのは、当時全く話せなかった英語にしっかり向き合い、諦めずに頑張ってきた成果だと思います。

モチベーションを上げる、といっても色々な方法がありますが、とにかく“何のために自分は英語を勉強しているのか”という根本的な疑問を常に明確にし、楽しんで英語学習に取り組める環境を作っていきましょう。

趣味に関連する動画を活用する

英語だけではなく、新しい言語を学ぶ際に、ある意味文法や単語を覚えるよりも大切なのが、その国の文化を学ぶことです。文化を学ぶ、というのは、その国の大まかな文化や風習をウィキペディアなどでサクッと調べて終わる、のではなく、実際にその文化に触れることが重要です。

一つ目のポイントでも何回か例に出しましたが、海外ドラマが好きな方は、とことん好きなシリーズや俳優の作品を鑑賞しましょう。もちろん、音声は英語、始めは字幕を日本語で流し、英語が少し分かるようになってきたら字幕を英語に切り替えます。また、好きな俳優のインスタグラムをフォローしてファンの英語のコメントを読んでみたり、ネットのゴシップ記事を英語で読んでみたり、始めは何が何だか分からなくても、好きな俳優やドラマのキャラクターであれば、懲りずに何度も挑戦してみることが出来るはずです。

英語は話せるようになりたいけど、映画やドラマには興味がないという人は、自分の趣味から掘り下げてみましょう。例えば、お菓子作りが趣味の場合、イギリスのテレビ番組に“Great British Baking Show”という有名なお菓子作りのトーナメント番組があります。日本人にも馴染みのあるフランス菓子などのとってもお洒落で美味しそうなお菓子を一般の参加者が作り、全英一の素人パティシエを決める番組です。始めは英語が分からなくても、お菓子作りの工程を見ているだけで楽しめます。そのうちに材料の名前だったり、表現方法だったりが少しずつ耳に入ってきて、英語の勉強になるはずです。こちらの番組は現在日本では放映されていませんが、BBCのホームページ、またはYouTubeで検索すれば動画が出てくるので、お菓子作りが好きな方は是非チェックしてみて下さい。

というように、海外ドラマとお菓子作りの趣味を例に挙げてみましたが、どんな趣味であろうとも、必ず英語学習に活用できます。中でも、目で見て、耳で聞くことができる動画はやはりおすすめです。最近はとても幅広いジャンルのリアリティ番組、ゲーム番組、ドキュメンタリー番組などが英語圏で制作されています。自分の趣味であるトピックに関連するテレビ番組を探してみたり、忙しくて時間が作れない人はYouTubeで観れる数分の短い動画からはじめてみてはいかがでしょうか。

動画を活用する上でメリットとなるのが、相づちや軽いノリの挨拶、簡単なジョークなど、実際にネイティブが普段使っている生の表現を学べることです。こういった些細な表現は参考書などで学ぶのは難しいですが、実際に使っている会話を目にして耳で聞くことで、どういった場面で使うのがいいのか、また、どういったトーンで発音すればいいのか、などが分かるのでとても便利です。

以前は字幕付きの動画というと洋画のDVDや、英語教材ぐらいしかアクセス手段がなかったですが、今はYouTubeはもちろん、Huluなどの動画配信サイトも主流になってきているので、自分好みの動画を教材にできます。英語の動画を見るだけで英語が喋られるようになるわけではないですが、英語への関心を高めるためにも、是非動画を英語学習に取り入れてみて下さい。

まずは単語から始める

学校を卒業してからほぼ英語に触れることがなかった人の場合、まず以前に習った単語を忘れてしまっている場合がほとんどではないでしょうか。また、新しい単語を覚えるにつれて、文法はあやふやでもなんとなく意思疎通が出来ることもあります。“単語を覚える”というステップに関しては、英語を勉強するために留学している人も、日本に居ながらして英語を勉強する人も、またはネイティブですら避けては通れず、とにかく覚えるしかありません。つまり、新しい単語を覚える際に、住んでいる環境はほとんど影響しないのです。もちろん、実際に英語圏で生活していると色々な単語が自然と耳や目に入って来るので、インプットの数は多くなりますが、実際にそれを覚えるには、英語圏で生活していない人と同じ努力が必要です。

私が実際アメリカの大学で授業を取り始めた時に、同じ大学1年生のネイティブの友達が、“大学に入ってから知らない単語がたくさんあることに気づいた”と言っていて、非常に驚きました。普通に高等教育を現地で受けてきた生徒でも、大学に入ると学術的、また専門的な単語を学ぶことになるのです。単語を覚える、というステップは非常に基礎的なイメージがありますが、ネイティブですら、常に新しい単語に出会う機会があるのですから、英語を勉強し始める段階から単語を覚えるエキスパートになれれば、今後の強みになること間違いなしです。

それでは、具体的にどのように単語を覚えるのが効果的なのかをご紹介しましょう。

単語集を使う

本屋さんの店頭には数多くの英語単語集が並んでいます。

正直どれでもいいので、一冊購入してみましょう。あえておすすめするならば、古典的な赤や緑のインクの印刷と、同色のシートが付属してあり、シートを覆いかぶすと単語の意味が消えて見える仕様のものがいいです。

また、もし昔高校生の時に使っていた英検2級の単語集などがあれば、それをそのまま使っても全く問題ないです。とにかく1冊手に取って、1日10~20単語ほど覚える努力をしてみましょう。単語集によっては巻末に復習用のテストが付いているかもしれません。それらも活用して、週に1度は総復習をします。

単語集を使う際におすすめなのが、1つずつ声に出していくことです。もちろん、電車の中や会社の休憩室で単語集を片手に発音するのは無理ですが、そういった場所ではひたすら視覚を使い、家に帰ったらその日覚えた単語を声に出して発音し、日本語で書いてある意味を隠して、実際に声にだして意味を説明できるかを試します。もし家族に協力をお願い出来るようならば、誰かにクイズ形式で出題してもらうのもいいですね。このプロセス中にどうしても覚えられない単語があれば、ノートに書きだしたり、単語カードを作ったりして、翌日も、そしてその次の日も確認します。

目で見る→声に出す→(書いて覚えるのが得意な場合はノートに10回ほど書く練習)→テスト

というステップを繰り返すと、大分頭に入ってくるはずです。

単語集一冊を攻略するのはなかなかの根気と時間が必要ですが、1冊終える頃には、達成感と共に数百個の英単語が頭に入っている状態になります。この記憶を維持するのもまた大変ですが、最初の1冊目は、思いやりをもって何度も何度も見返しましょう。

アプリを使う

次におすすめなのが、携帯やスマホのアプリを使うことです。

最近は本当にたくさんの英単語アプリが出回っています。そのほとんどが無料なので、まずは目についたものからダウンロードしてみましょう。英単語アプリのいいところは、反復作業がスムーズで簡単に出来ることです。英単語アプリにも様々な種類がありますが、王道なのが、クイズ形式のものです。4択で表示された単語の意味を答えたり、文章の空白を埋めたり、正しい綴りを選択する形ですが、これを繰り返すうちに、びっくりするほど単語が記憶に残っていきます。

私は単語集と並行してガラケーのアプリを使っていましたが、とにかく少しでも時間のある時はアプリを起動し、単語クイズをひたすらしていました。アプリの場合、スピーディにクイズが進むのでとにかく多くの単語に触れることができるのが利点です。

また、無料と有料のアプリの違いですが、広告の有無はもちろんのこと、有料のアプリは復習ステップが丁寧なのが特徴です。例えば、間違えた単語はすぐその場で簡潔で分かりやすい説明があり、そして間違えた分だけの再テストを簡単に起動することが出来たりします。当時私が使っていたアプリは、間違えた問題は解けるまで次のステップに進めないようになっていたり、間違えた単語と似た傾向の単語や、その単語もその後繰り返し出題される仕組みになっていたので、嫌でも苦手な単語と向き合う形になり、弱点を克服しやすかったです。

単語集も英単語アプリも、とにかく習慣づけることが大切です。まずは1冊、そして1つアプリをダウンロードして、英語の勉強を始めてみませんか。