「英語で何て言う?」コーナー、今回は文房具についてです。

ペンやノートは英語ですぐ言えても、ボールペン、蛍光ペン、セロハンテープは?と聞かれると、なかなか難しいですよね。

そこで今回は、知っているようで意外としらない「文房具」の英語を見ていきましょう!

そもそも文房具は英語で言うと?

紛らわしい「stationery」

まずそもそも「文房具」は英語で「stationery」というのですが、ここで注意して欲しいのが「stationary」ではなく、「stationery」ということです。

皆さんはこの二つの英単語の違いがわかるでしょか。実は一つ目の単語は「nery」で「ne」なのですが、二つ目の単語は「nary」で「na」なのです。

そして「na」の方の「stationary」「静止した」という別の意味をもっているのです。また名詞「station」は「駅」という意味や「署、局」という意味を持ちます。

「stationery」の語源

「stationery」の語源は、実は「駅」を意味する「station」と同じで、「sto」という「立つ」を意味する「ラテン語」からきています。

「station」という単語はもともと「立つところ」という意味だったのですが、16世紀ごろに「駅」などの意味に変化していったと言われています。

また「stationery」は、常設の場所「station」でよく文房具が売られていたために、これが変化して「stationery」で「文房具」を意味するようになったといいます。

さまざまな「ペン」の英語

「stationery」 の語源がわかったところで、次に具体的な文房具の英語をみていきましょう。

まずは、鉛筆や蛍光ペンなど、さまざまな「ペン」の英単語について、解説します。

「pen」と「pencil」

そもそも「ペン」は英語で「pen」というのですが、英語の「pen」の場合は、ボールペンや羽ペンなどインク(ink)を使って書くものに限定されます。

一方、インクではなく「黒鉛」を使用している「鉛筆」の英語は「pencil」といいます。ちなみに赤鉛筆の英語は単純に「red pencil」です。

「pen」と「pencil」は似ているため、語源は一緒かな?と思われるかもしれません。しかしこの二つの単語は、全く別のものです。どちらの単語もラテン語から派生した言葉で、「pen」は「鳥の羽根」を表すラテン語から、「pencil」は「小さな尻尾」を表すラテン語からできた言葉なので、形はすごく似ていますが、単語としては全く別のものなのです。

「pen」の英語解説

では、ここからはさまざまな「pen」の英語をまとめていきます。先ほど説明したように「pen」はインクを使うものを示しています。

色ペンは「color pen」、蛍光ペンは「highlighter」、フェルトペンは「a felt-tip (pen), a felt pen」、万年筆は「a fountain pen」、筆ペンが「brush pen」です。

このように基本的にインクを使って書くものは、最後に「pen」がつくことが多いです。

しかし例外ももちろんあり、「ボールペン」は英語で「a ballpoint」といいます。またフェルトペンは、「イギリス英語」では「a marker pen」、「アメリカ英語」では「a marker」とも言われます。

「pencil」の英語解説

先ほど説明したように、鉛筆は英語で「pencil」で、赤鉛筆は「red pencil」といいます。

これ以外にも、「pencil」ではありませんが、鉛筆と同じような文房具として「シャープペンシル」があります。そしてこの「シャープペンシル」の英語は、「sharp pencil」ではなく「mechanical pencil」といいます。つまり「mechanical pencil」とは「機械的な鉛筆」ということです。

ペンと一緒に使う「文房具」

さまざまなペンの英語がわかったところで、次は「ペンと一緒に使う文房具」の英語表現を解説します。

まず「ペンと一緒に使う文房具」をまとめたものが、こちらです。

下敷き                「plastic sheet」
消しゴム            「eraser」
ノート                「notebook」
筆箱                   「pencil case」
えんぴつけずり 「pencil sharpener」

「下書き」は単純に、プラスチックでできているシートなので、「plastic sheet」です。また消しゴムは、英語で「eraser」なのですが、これはアメリカ英語で、イギリス英語だと「rubber」と言います。

次に、「ノート」は英語で「notebook」といいます。ここで注意してほしいのが「note」ではないということです。英語の「note」の場合、「簡単なメモ」や「約束手形」という意味になってしまうため、日本語の「ノート」の意味合いとはズレてしまいます。また「ノートパソコン」は、英語で「notebook computer」といいます。

「筆箱」は単純に鉛筆のケースで「pencil case」です。そして最後の「鉛筆削り」は英語で「pencil sharpener」で、「sharp」が「鋭い」、「sharpener」で「削る道具」を意味します。

ものを測るときに使う「文房具」

次は、「ものを測るときに使う文房具」です。まず「ものを測るときに使う文房具」の英単語をまとめたのが、こちらです。

ものさし 「ruler」
コンパス 「(a pair of) compasses」
三角定規 「triangle」

まずは王道「ものさし」です。「ものさし」は英語で「ruler」といいます。そしてこの「ruler」という単語には、「ものさし」という意味の他に、「支配者」という意味も含まれています。

また「ruler」の使い方として、「ものさしで~の長さを測る」と言いたいときは「measure ~ with a ruler」といいます。ちなみに「measure」は「~を測る」という意味の英単語です。

次に「コンパス」は英語で「compasses」といいます。複数形であることに注意してください。これはコンパスが、二つの部分が対となって機能しているからです。またこのことを強調して「a pair of compasses」ということもあります。

最後に「三角定規」は、「三角形」を意味する英語でもある「triangle」です。またこの「triangle」は実はアメリカ英語で、イギリス英語では「set square」といいます。

あったら嬉しい「文房具」

最後に、「あったら嬉しい文房具」たちを解説していきます。まず「あったら嬉しい文房具」をまとめたのが、こちらです。

はさみ                 「(a pair of) scissors」
ホッチキス         「stapler」
セロハンテープ  「Scotch tape」
クリップ      「(paper) clip」
のり              「glue」
カッター      「cutter」

「はさみ」を意味する「scissors」は、上記の「コンパス」と同じ理由から、複数形で書かなければいけません。

また、「セロハンテープ」は「Scotch tape」、「クリップ」は「(paper)clip」、「のり」は「glue」です。

最後のカッターは英語でも「cutter」です。この「cutter」は「切る」を意味する「cut」という英単語から来ている言葉なので、他にも「切る人」や「フィルム編集者」といった意味もあります。

まとめ

今回は「文房具」に関する英単語や英語表現を紹介しました。

日常会話で使える表現がたくさんあったと思うので、これを機に覚えて、使ってみてくださいね。

では、次回をお楽しみに!

参照:アンカー 大人のための英語学習辞典 2016年12年20日初版第1刷発行
(株式会社学研プラス)